一筆箋の魅力

一筆箋は、便箋や手紙よりも気軽にお礼や一言メッセージを添えたい場合などに最適なものです。

サイズも便箋よりも格段に小さく、当社でご用意しているサイズは、60×130mm小さいものと、80×180mmの通常サイズとなります。

 

手軽に一言添えたいときにおすすめな一筆箋は、和風な言葉から連想できるようにお寺や神社などからのご用命が大変多いアイテムです。

 

ただ、それだけにとどまらず、美術館からももちろん多くいただき、絵を嗜まれている方からもご自身の作品を一筆箋に取り入れて作り、販売や配布されているようです。

 

当社でも、わたしの祖父が水彩画をよく描いており、小さいながらも絵画教室を開いていたこともあるほどの人物でしたので、その祖父の作品を数点使い、オリジナル一筆箋を作りました。その際は用紙も少しクリーム色にしたものを採用した記憶があります。

 

当社のメモ帳をはじめ、一筆箋も通常は上質55Kという白い紙を使っていますが、自社工場での印刷を行う関係で用紙も自由にカスタマイズ対応しており、特殊紙での印刷のご相談にも対応しています。

 

祖父の一筆箋は、このオリジナルメモ帳印刷サービスに「一筆箋」が加わるよりもかなり前に作ったものであり、当時、独自に用紙を調べて完全にオリジナル化して、本文も20枚×3層デザインという、現在はお客様からのお問合せも時々ある可変仕様を採用していました。

 

たぶん、当社で初めて3層デザインを採用したが祖父の一筆箋です。

 

この祖父の一筆箋は、実は祖父が亡くなった後に作りました。

 

祖父が喜ぶ顔を見ることはできませんでしたが、現在は、一筆箋をはじめ多くのメモ帳を日本全国のお客様にお届けし、直接顔は見えなくても、「よろこびの声」をメールやお電話でいただくこともあり、このサービスを続けている意義を感じています。