メモ紙本文の紙質について

オリジナルメモ帳を制作している当社では、メモ紙本文の紙質は通常 「上質55K」という白い紙を基本としています。

最近は、各種印刷通販サイトなどを利用される方も増えており紙質について知識が出来始めている一般の方も増えてきています。

完全な白ではなく、穏やかな白色という特徴をもった上質紙。その中でも55Kという用紙厚を採用しています。

その理由は、一つに一番流通量が多い白紙であるためコストを抑えやすいという点と、なによりも鉛筆、ボールペン、万年筆と筆記具を選ばない筆記特性の高さです。

残念ながらマジックペンなどで書くと、さすがに裏に透けてしまうのですが、メモ紙、一筆箋、レポート用紙という役割を考えれば、上質55Kがベストであると考えているためです。

 

私たち印刷会社が取り扱う白い紙(筆記用の紙)は、かなりの種類が存在しており、手帳用の紙はもう少し筆記特性が高いと思いますが、クリーム色感が強くなる印象です。

逆、この筆記特性を維持しながらより白い紙も、色上質 白を使うことで表現可能です。もちろん上質系なので筆記特性は維持しています。

 

上質55Kという紙厚は、一般的に販売されているコピー用紙と同等(少し薄いかも)で、コピー用紙は青白い感じの白色ですが、当社で使う上質紙は先程記述したとおり、穏やかな白色です。この色味の違いもさることながら、書き味、筆記特性も市販品のコピー用紙とは差があります。上質55Kの方が断然におススメです。